【刀剣乱舞】小説「創剣乱舞~永久ノ戦士~」Part4

???「ようこそ、刀を創りし新たな主君さま!」

 

そう俺に語りかけたのは一匹の狐・・・が頭に手ぬぐいを巻いているぬいぐるみのような存在・・・。

 

俺「・・・ぎぃぃぃぃぇぇあぁぁぁぁ!狐がしゃべったあああああ???!!!」

???「僕は狐ではないコン!。れっきとした名前があるコン!」

俺「俺は・・・俺は一体・・・なんの祟で狐に化かされてるんだ・・・」

???「だから狐じゃないコン!縁起でもないこと言わないで欲しいコン!!!」

???「はっはっはっ!近頃の奴は、こぉんなおもしろい反応をするんじゃのう!」

 

狐(?)に気を取られているうちに、一人のがっしりした男性がこちらへやってきた。その人も・・・刀を持っていた・・・。

 

俺「・・・その刀って、切れますよね?」

???「あぁ?・・・あぁ、切れ味はいいと思うが・・・。何してそんなことを聞くんじゃ?」

俺「切れ味って・・・やっぱ人も切れますよね?」

???「うーん・・・?。刀じゃけん、者切らず何切るんじゃ?。まぁわしはあまり使われたことがないけん、他のやつらの方が使い勝手はいいと思うがの?」

俺「ほ・・・ほか?」

狐(?)「そうだったコン!まだみんなを紹介していないだコン!」

俺「ま、またきつねが!!!」

狐(?)「いい加減名前を覚えるコン!僕はこんのすけ、っていうコン!」

???「じゃがお主、まだ名前を言ってなかったはずじゃが?」

俺「俺もまだ聞いたことがなかったし・・・狐だし・・・」

こんのすけ「・・・あれ?そうだったっけ?」

???「そういやぁ、まだワシの名前も言ってなかったの。わしは陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)っちゅうんがや!ま、これからよろしくな!審神者!」

俺「陸奥守吉行・・・?、さにわ・・・?」

 

こんのすけ「まだ起きてしばらくしか経ってないのであまり詳しくお伝えしていませんでしたが、あなた様には、我々のそれぞれの想いを守っていただきたくお連れいたしました!。どうか私たちの消滅の危機をお救いください!」

 

・・・言われていることがちんぷんかんぷんなまま、理解し切ることもなく、脳の断片に突き刺さった「審神者」という言葉を復唱し続けた。

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