【刀剣乱舞】小説「創剣乱舞~永久ノ戦士~」 Part2

???「なんじゃ?こいつがぁ新しい主候補かのぉ?」

???「そうだコン。あの夢の中で、何人もの刀剣男子とコンタクトを取っているコン」

???「こんたく・・・ってなんじゃ?」

???「用に、すべての刀剣男子は、既に主と意思の疎通が、多少なりとも行われている、ということだコン!。

???「ほぅほぅほぅ・・・じゃが・・・それって、どれぐらいすごいことなんじゃ?」

???「え・・・えっとお・・・た、多分、僕たちの想像できないほどの力を持っているってことだと思うコン!」

???「・・・俺たちよりもすごい力・・・」

???「ということは、僕たちの次の主は、ひょっとするととんでもない相手になるかもしれないってことなのかな?」

???「そうだといいがな。大体、どこの馬の骨かも知らぬ奴に、刀として生まれた俺たちの命運を任せるのはいかがかと思うが。」

???「でも、僕たち自身で主を決めることができないのも事実、だよね?」

???「僕は・・・できれば前よりもう少し長く刀としての力を発揮したいです。前の主は早くにお亡くなりになりましたから・・・」

???「そうそう、つまりは短命な主は邪魔、ってことだよ。特に僕たちみたいに”扱いが難しい刀”にとってはね。」

???「私は、以前のような人を切り捨てる輩に使っていただきたいと思えるわけではないので、妖魔を倒すだけ・・・であるなら、一応主君に使えてもよろしいかと・・・」

???「コンコン!!。みんなやめるコン!。まだ来てもないのに新しい主を品定めするようなことは絶対よくないコン!」

???「そうじゃけ。わしらみたいに、時代遅れな輩でも扱ってくれると、俺は信じちょるぞ!」

???「フン・・・ではさっさと呼び出して、”品定め”させてもらいましょうか。」

???「じゃあ、早速こちらへ呼び出すコン!」

 

・・・この会話中、俺はずっと布団の中で考え続けていた。このお守りと絵馬がどこから来たのか・・・。そし

てそれから数分後、強い光を放った絵馬に吸い寄せられ、俺は唐突に上下左右の、重力の法則もわから

ないような世界に放り出されたのであった・・・。

 

新しき主君と刀剣男子の出会いまで、あともう少し・・・。

 

 

続く

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